こんにちは、えるやんです。
キャンパーに大流行のマルチグリドル。もはや定番商品と言っても過言ではないくらいに普及していますよね。
本家のJHQはもちろんですが、他メーカーからも同じ様な商品が多数出ています。
本家JHQのはお値段が中々高いし、よくわからないメーカーは品質が気になる。「結局どのマルチグリドルを選べばいいのだろう?」と迷ってしまいますよね。
僕も、ZAIGLE製に決めるまでに、Amazonに出品されている様々な製品(10製品程度)を検討しました。
最終的に下記の3製品に絞り込みました。
- やっぱり本家と言われるJHQ(ジェー・エイチ・キュー)製。
- お求めやすいFIELDOOR(フィールドア)製。
- コストと内容のバランスの取れたZAIGLE(ザイグル)製。
悩んだ末に、選んだのが無煙ロースターでお馴染みのザイグルから発売されているザイグルグリドル(ZAIGLE GRIDDLE)の36cmタイプです。
今回はザイグルグリドルのレビューを中心に、他社製品との違いも解説していきたいと思います。
本家との違いや使用感など、購入前に参考になる内容となっていますので、最後までご覧いただけると嬉しいです。
ザイグルグリドルはAmazonで12800円↔7900円と周期的に価格が変動しています。
安い時期を狙って購入しましょう!
ザイグル(ZAIGLE)とは
ザイグル(ZAIGLE)は、韓国発の家電メーカーであり、特にグリルや調理器具を得意としています。
日本で有名な商品はロースターです。煙が出にくいのでお家の卓上で焼肉や魚を焼けるロースターが通販番組などでお馴染みですよね。
そんな、焼く調理をすることに長けているメーカーのマルチグリドルは期待ができますよね。次項ではその特徴を解説していきます。
日本では展開していませんが、韓国では美容や健康に関わる商品なども手掛けています。
ザイグルグリドル(ZAIGLE GRIDDLE)とは
マルチグリドルは韓国でサムギョプサル(豚バラ焼肉)に使う鉄板として生み出されたのが起源とされています。
ザイグルはその起源である、韓国発のメーカーになります。
名のある本場韓国のメーカー「ザイグル」が作ってるから信頼度、期待度が高いですよね。
ラインナップは
36cmの大型タイプと30cmの小型タイプがあり、それぞれ個別での販売と、両方がセットになった商品が発売されています。
今回は僕が購入した36cmの大型商品を中心にお話していきます。
商品スペック
ザイグルグリドル36cm
- サイズ:43cm(取っ手含む) x 36cm x 3.8cm
- 材質:アルミニウム(フッ素樹脂5層コーティング)
- 容量:1000 ml
- 重量:1400 g
ザイグルグリドル30cm
- サイズ:36cm(取っ手含む) X 30cm X 3.5cm
- 材質:アルミニウム(フッ素樹脂5層コーティング)
- 容量:800 ml
- 重量:980 g
迷っていた本家JHQとFIELDOOR、2メーカーとの比較を次項でしていきます。
他社製品との比較
僕が選ぶに当たって気にしていたことは下記4点
- IHでも使えること。
- できるだけ大きいサイズであること。
- 鋳造品のような黒色をしていること。
- 年輪の様なオイルロードの模様が入っていること
この辺りを中心に製品特徴をまとめてみました。
ZAIGLE | JHQ | FIELDOOR | |
---|---|---|---|
直径 | 36cm | 33cm | 36cm |
厚み | 3.8mm | 4mm | 2.5mm |
重量 | 1,400g | 1,000g | 690g |
素材 | アルミニウム | アルミニウム | アルミニウム |
IH対応 | ◯ | ◯ | ◯ |
色 | 黒 | 黒 | グレーがかった斑模様 |
年輪模様 | ◯ | ◯ | ◯ |
注ぎ口 | ✕ | ◯ | ◯ |
付属品 | 木製ハンドル 収納袋 | シリコンミトン | シリコンハンドル 収納バッグ |
価格 | 12,800円~7,900円 ※周期的に変動 | 9,130円 Amazon、公式共に同価格 | 5,300円前後 |
まとめて見比べてわかったことは下記の通り。
どの製品もIHは対応しています。
素材は同じアルミニウムですが、コーティングの種類が違うのかフィールドア製のものだけ、グレーがかった色に銀や金の斑な模様がついている。
同じサイズでも厚みの違いからかザイグル製とフィールドア製では重さが倍違いますね。この厚みの差は蓄熱保温性能に影響があり、食品に均一に火が通るかどうか重要なポイントです。。
大きさはJHQが33cmで他が36cm、できるだけ大きいサイズが欲しいので本家のブランド力にも惹かれますが、残り2メーカーが有力。
価格はFIELDOOR<ZAIGLE<JHQ
以上の結果から、僕は36cmと大きく、黒色をしているザイグル製を購入することに決めました。
木製ハンドルや収納袋を後から買うことを考えるとかなりお得に感じました。
フィールドア製もコスパを考えるとかなり魅力的でしたが、どうしても黒色がよかったこと。他の製品と違って製品中央まで凹っとなっておらず、少し膨れているという情報もあったので、油分やチーズが中央に溜まらなさそうだなと思い除外しました。
次項では実際にザイグルグリドルを購入してどうだったか、をレビューしていきます。
ザイグルグリドルを購入してレビュー
実際に購入したザイグルグリドルでレビューをしていきます。
内容物は以下の通り
- ザイグルグリドル本体
- 木製ハンドル
- 収納袋
アウトドアでよく利用されているイワタニのタフまるに置いたところはこんな感じです↓。
カセットコンロはガス缶を覆うサイズの調理器具を使用しないでください。と注意されています。
実際のところどうなの?と検証した記事もありますのでよければご覧ください。
本体背面はIHに対応したフラットなタイプ。大きめの土台なので安定感があります。
色んなメーカーの製品レビューを見ていると、安い製品は少し焦げ付くという評価があったので、ザイグルグリドルはどうか、目玉焼きで試してみました。
焦げ付きもなくフライ返しでスッと持ち上げれる!
フライ返しで持ち上げる時にフチに多少のひっかかりは感じましたが、目玉焼きがスルスルと動く!焦げ付きの心配はなさそうです。
卵白がうすーく付いてしまった場所は少し残りましたが、キッチンペーパーでひと拭きすればすぐ取れました。
その他にも、ワンパンパスタやチーズタッカルビやサムギョプサル、焼きそば、炒飯などなど。
日々の料理で活躍していますが、スポンジに中性洗剤をつけてサッと洗うだけでお手入れはOKです。
良かったところ。
他の製品は33cmのものがほとんどですが、ザイグルグリドルは36cmと他製品と比べて少し大きくなっています。この大きさがミソ。
マルチグリドルは浅型でフチの無い形状なだけに、炒めものや焼きそばなど振ったりかき混ぜる作業では溢れがちです。
36cmと経が大きなザイグルグリドルではその心配も他の製品より少なくなっています。
鋳造品のフライパンの様な雰囲気でありながら、特別なメンテナンスが不要。汚れがスルッと落ちるお手入れの簡単さは、毎日でも使いたくなります。
気になったところ。
鋳造品の様な無骨な感じでカッコいいザイグル製マルチグリドルですが、気になるポイントが2点ありました。
1点目、ロゴマーク。
本体端にタテ1cmヨコ5cm程度で「ZAIGLE」のメーカーロゴが成型されてポコっと出ています。
取っ手の両面にも大きく「ZAIGLE GRIDDLE」と焼き印が入っています。
これがちょっと主張強い感じがしてブログやインスタでの撮影の時に目立つなぁ、と気になるところ。
取っ手の部分は焼印ですが、深くないので削れば問題ないかもですが。
よくよくAmazonの商品説明を見ていると、本体の「ZAIGLE」ロゴはあるものとないものがあるとか・・・。
2点目、収納袋が頼りない。
収納袋がついていてイイじゃん!と思ったのですが、不織布製のCDケースを少し厚くした様なイメージの袋でアウトドアで雑に扱うのは気を使うなーという印象。
色も白なので汚れが目立ちます。
何回かキャンプに連れて行っていて、今のところ汚れはありますが破れてはいません。
別途、収納ケースを用意するなら下記のHIKEMANマルチグリドルケースLがオススメです。
もちろん36cm対応で前面には収納ポーチとカラビナループ、背面にはメッシュポーチがついているので小物もたくさん収納可能です。なにかと多くなりがちな調理小物をまとめて持っていけます。
表地は100Dのオックスフォード生地、中材に発泡ポリエチレン、内面が防水PVCという素材で作られていますので、汚れに強く、衝撃からマルチグリドルを守ってくれます。
まとめ
総合的には非常に満足している商品でした。
アウトドアに似合う見た目と黒色に、ファミリー向けに複数人分の調理するのに十分な大きさ。
何より、お手入れが簡単で、自宅でもキャンプ気分を味わうのに毎日使っても苦になりません。
- 大きなサイズのマルチグリドルが欲しい
- JHQ製にある年輪の様な模様が欲しい。
- 取っ手と収納袋付きが欲しい。
- 直火とIH両方使いたい。
- ZAIGLEのロゴは気にしない。
こういう人にはおすすめできる製品だと思います。
本家JHQとの実機比較もできたらなと考えていますので、今後ともよろしくおねがいします!
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