ついに日本でもランドクルーザー250が発売開始となりました。
2024年7月22日にリセールについて追記しました。
街中でも250を見る機会が増えてきましたね!丸目も角目カッコいい。
再再販のランクル70の時は生産数の少なさから抽選販売となり、ディーラーによってはローン必須やコーティング必須などの抽選参加条件があったりで世間を騒がせていました。
今回はそんな話題のランクル最新型、ランドクルーザー250が買いなのか?を考察していきます。
ランクル250は150プラドに変わるモデルなので、ランクル70ほど少ない生産台数ではありません。
とはいえ、しばらくは需要過多で人によっては1年以上の納期になってくるでしょう。
今回はランクル250が買いなのか、どのグレードがいいのか考察していきます。
買いなのか?をリセール・スペックから考える
そもそも何かを買う時には欲しい時が買い時、と思っている僕ですが、車の場合は金額が高いので何台も買えるものでもない。
結論を言うと、ランクル250はデザインやスペックが気に入って、お財布事情が許すならば迷わず買いです。
しかし、車を買う時は何年くらい乗るのか、その時のリセールはどうなのかを考えてしまいます。
ここではリセールとスペックから購入すべきかどうかを判断します。
ちなみに、ランクル250のグレード別の価格は以下の通りです。グレードごとの違いは後述しています。
ディーゼル | ガソリン | |
---|---|---|
ZX ファーストエディション | 785万円 | なし |
VX ファーストエディション | 700万円 | 590万円 |
ZX | 735万円 | なし |
VX | 630万円 | 545万円 |
GX | 520万円 | なし |
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リセールは良いが、乗る年数によってお得なグレードがかわるかも
乗りたい車にできるだけお得に乗れるのが一番ですよね。
そういう意味ではランドクルーザーシリーズは常にリセールが良く現行のランクル300は定価より数百万円も高い値段で中古市場に出ています。
ランクル70も、転売しないと誓約書がディーラーで交わされているにもかかわらず、出品されて定価の2.5倍程度の価格になっています・・・。
150プラドの代わりとして出てくるランクル250は上記の2車種よりは生産台数が多いので希少性は薄れます。
それでも150プラドのリセールは常に高値を維持しています。ランクル250のサイズ感からなのか直近では買い取り価格も上昇傾向です。
2024年7月22日リーセル情報追記
リセール率に関して、やはりランクル70や300より低くなりそうですね。
生産台数がおおよそ2500台/月程度との情報があり、欲しい人には割と早めに届きそうな勢いです。
当初は強気だったディーラーのオプションも、オプションなしでオッケーというところが増えてきている模様。
そして狙いを外した転売ヤーがキャンセルしたり・・・。
Xでは買取価格保証をしていた会社が「やっぱり買取価格下げます」と言い出したり。
とは言え今のところ1000万円以上がついてることも。
ただ、生産台数を考えると、長くは持たないんじゃないかなーと予想しています。
ファーストエディションがどこまで維持できるかですね。
丸目パーツの生産も追いついてなさそうなのでレア感があります。
なんだかんだ言ってもランクルなのでリセールは他の車と比べて圧倒的に高いのは間違いないです。
本当にランクル250がほしい人にとっては手に入るチャンスが増えて朗報ですね!
リセール狙いで3年~7年程度乗るなら、ファーストエディションかZXを迷わず買い。
ランクルはリセールが良いのはもはや常識ですが、グレードによっても差が出てきます。
ランクル300の中古市場を見ていると、上位グレードのZXやGRがほとんどです。
定価より高い値段でもランクルを買いたい層や、海外での輸出転売の売価を考えると上位グレードが一番需要があるということでしょう。
ファーストエディションも上位グレードベースの限定車なので希少性があり、リセールは高値を維持すると考えられます。
数年乗って乗り換えるというカーライフサイクルの人は、上位グレードをおすすめします。
長く乗り続けるという方はGXがいいかも。
大切に乗り続ける!という方は、売ることは考えていないかもしれませんが、リセールを考えるなら実は最下グレードのGXを購入した方がお得な可能性も。
ランドクルーザーは高級車であるものの、本来は悪路走破性やメンテナンス性を重視した本格クロカンです。
海外では20年30年、40万Km50万Kmと当たり前に乗られているランクルなので、年数が経っていても需要が高く、10年以上経っていても壊れていなければ高値で取引されています。
豪華な装備や、メンテナンス性の悪いオプションがついていると経年劣化で壊れて車本来の性能が発揮できない可能性がでてきます。
走る上で必要のない装備をできるだけ排除しているGXグレードは、車体も軽く、故障箇所も少ない傾向にあり、本格クロカンとしての性能は他のグレードより高くなります。
液晶メーターやオーディオディスプレイを搭載しているので、この辺りが少し不安ですが、エアコンなどは物理スイッチ操作です。
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スペックはどうか
ここでは、車の基本となる車体サイズとエンジンスペックを見ながら考察したいと思います。
世間ではエンジンスペックが不足していると言われていますが果たしてどうなのでしょうか。
車体サイズ
車体サイズがランクル300と同じフレームを使うことになったので150プラドよりも大きくなりました。
ほとんどランクル300と同じサイズ感です、全幅はフェンダーの張り出しが大きいので実際に見るとランクル300よりは小さく見えるかもしれません。
ランクル250 | 150プラド | ランクル300 | ランクル70 | |
全長 | 4925mm | 4785mm | 4965mm | 4765mm |
全幅 | 1940mm | 1885mm | 1930mm | 1855mm |
全高 | 1870mm | 1855mm | 1930mm | 1930mm |
ホイールベース | 2850mm | 2790mm | 2850mm | 2565mm |
最低地上高 | 225mm | 220mm | 230mm | 225mm |
乗車定員 | 5人/7人 | 5人/7人 | 5人/7人 | 5人 |
全幅1905mmのFJクルーザーに乗っていますが、狭い駐車場だと白線に収まりきらないことも割とあります。
自宅の駐車場に入らないなどの物理的な問題もでてくるかもしれません。
とはいえ車体サイズは慣れと狭所への侵入を避ければなんとかなると思ってます。
エンジンスペック
ランクル250は日本向けにエンジンが下記2種類用意されています。
- ガソリンの2TR-FE
- ディーゼルの1GD-FTV
いずれも150プラドから使われている信頼と実績のあるエンジンです。
また、ディーゼルエンジン1GDに関しては、再再販のランクル70でも搭載されています。
海外ではHEV版も出ていますが日本への投入アナウンスはまだありません。
需要が落ち着いてからの起爆剤として投入されると予想しています。
同じエンジンを搭載していますが、ディーゼルエンジンは6速ATから8速ATになったことで性能が向上しています。
燃費は車体重量が重くなったせいかどちらも150プラドと比べて少し低下しています。
車重に対してパワー不足と言われることがあります、この辺りは実際に試乗できる環境があればした方がいいでしょう。
数値で見るとガソリン車はかなり非力に感じます。
街乗りなら問題ないでしょうが。
グレード・価格で考える
グレードごとに違いが出てくるのは
- シートがファブリックor本皮
- ヘッドライトが丸目or角目、プロジェクター式orリフレクター式
- ムーンルーフの有無
- 選べるボディカラーの違い
- 加飾の違い
- その他、装備の豪華さ
でおおよそグレード分けされている。
詳しくはトヨタ公式のランクル250主要諸元表をご覧ください。
リアデフロックがZXのみ標準装備で、他グレードはオプションでも選べません。
走破性の高さが魅力のランクルですが、実際街乗りではほとんど必要ないからでしょうか。
発売記念モデルのファーストエディションはの丸目ヘッドライト(オプションとして2024年7月発売予定)を標準装備や特別カラー他、専用意匠を随所にあしらって登場。
気になる人も多い丸目はZXのファーストエディションに標準搭載、通常モデルではVXでしか選択できないという謎仕様になっています・・・。
グレード別の価格は以下の通りです。
ディーゼル | ガソリン | |
---|---|---|
ZX ファーストエディション | 785万円 | なし |
VX ファーストエディション | 700万円 | 590万円 |
ZX | 735万円 | なし |
VX | 630万円 | 545万円 |
GX | 520万円 | なし |
ファーストエディションは通常モデルより50万~70万ほど高い値段設定になっています。
現在はガソリンモデルはVXのみの展開で545万円で、一番安いモデルはGXディーゼルで520万円、かなり装備を削っている印象です。
GXは最低価格を抑えたい思いや、官公庁向けという感じでしょうか。
ガソリンモデルはVXのみ、下位モデルのGXが出ていないのは何故か
VXのガソリンとディーゼルの価格差は85万円、GXでも同程度の価格差になるとすれば435万円程度になります。
この価格であれば購入検討できる人も増えてくると思いますが、増えすぎても受注できないなどトヨタ側にも思惑があるのでしょうか。
150プラドとも同価格程度なので、乗り換え先としては良い気もします。
ただ、最新の車にはなるが同じエンジンで現在のプラドよりグレードを落とす選択になるので、これを良しとするプラドオーナーがどの程度いるのかは疑問ですが。
ギリギリまで価格調整をしていたとの噂があり、昨今の円安物価高でしようがないとはいえ、気持ち的には複雑ですね。
こうなるとランクル300がとてもお買い得にも思えてきますが、こちらも受注再開する次のモデルからは大幅値上げとなる予定です。
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まとめ
個人的には抽選が当たって買えるなら買い。
ただし、150プラドとランクル250を比べると、サイズが一回り大きくなっています。
お住まいの住宅や日本の道路事情を考えると、乗り換え候補から外れる方もでてくるはずです。
逆に、販売終了した150プラドの需要が高まりしばらくは高値で取引されるような気がします。
海外ではHEV搭載のグレードもあるので、今後そちらを狙うのもあり。
もう少し小さい車がほしいなら噂されているランドクルーザーFJを待つのもありかもしれません。
しかし、プラドより小さいので、150プラドユーザーが満足できるかは疑問が残ります。
それでは、また!
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