もはやアウトドア界の映えアイテムの定番となっているマルチグリドル。
色んなメーカーがマルチグリドルを販売している中でも、最近SNSでひときわ目立つブランドがGRANDOORです。
今回は「ZAIGLE製マルチグリドル」や「謎の激安マルチグリドル」をレビューしてきた僕が、コスパ抜群のGRANDOOR製マルチグリドルを実際に購入して利用してみましたので下記内容を解説していきます。
- GRANDOORとは?
- 商品紹介
- 実際に使った感想
- 付属品のレビュー
- 他社製品との比較
- おすすめのオプション品
他にもマルチグリドルレビューを始め、アウトドアギアやキャンプ飯を紹介していますのでよろしくお願いします!
前回紹介したAmazonでサクラ度99%の怪しい中華マルチグリドルのレビュー記事はコチラ↓
GRANDOOR(グランドア)とは?
SNSでよく目にするようにはなったけど、どんなブランドかよくわからないしどこの国のメーカーなの?と不安に思いますよね。
ということでGRANDOORについて少し調べてみました。
GRANDOORは何と読むの?
GRANDOORの正しい読み方は「グランドア」といいいます。
GRAND:壮大で遠大な
DOOR:自然とつなぐドア
という意味を込めています。
雄大な自然をもっと身近に感じ、楽しんでほしい。
そのかけはしになるような商品を作っていきたい。
GRANDOOR公式より引用
家でも使えるギアを中心に、お手軽にキャンプに出かけられる製品を目指しているそうです。
IH対応のマルチグリドルもその理念からきている製品ですね。
パンダのキャラクターがかわいくてお気に入りです。
どこの国のメーカー?
GRANDOORは日本発、福岡県糸島市発の合同会社イマチュウが手掛けるアウトドアブランドです。
マルチグリドルをはじめ、様々なアウトドアギアを展開されています。
メイン事業はメディア運営やインバウンド支援など、中国との取引に強い会社さんです。
どんなブランド?
最初はコスパの良いマルチグリドルメーカーという印象でした。
昨今はLINEやSNSで積極的にユーザーとコミュニケーションをとっておられる印象です。
そんなユーザーとのやりとりの中で発売されたのがマルチグリドル専用のフタです。
ユーザーの意見を取り入れて「こんなのほしかった!」というアイテムを展開しています。
商品紹介
GRANDOORのマルチグリドルは2種類のサイズ展開がされています。
基本的なサイズの33cmと、ソロに適した25cmタイプです。
今回購入したのは基本サイズの33cmになりますので、こちらを中心にご紹介します。
33cmの商品スペック
- 直径:33㎝
- 深さ:2㎝
- 重量:930g
- 材質:アルミ合金
- コーティング:フッ素樹脂
- 内容物:マルチグリドル本体・収納ケース・取っ手・おまけ
後から絶対に欲しくなる、収納袋や取っ手が最初からついているのが嬉しいですね。
次項では付属品を含めて商品を実際に使った感想レビューをしていきます。
実際に使った感想とメリット・デメリット
実際に使ってみて、マルチグリドルとしての基本性能はもちろん、付属品のレビューもしっかりチェックしていきます!
マルチグリドルとしての基本性能
マルチグリドルの魅力は無骨な見た目に反して、軽くて食材がひっつかずに調理がしやすくお手入れが簡単なこと。
まずは調理に関する基本性能からチェックしていきます。
実際の調理でチェック
ということで、定番の目玉焼きでチェック。
下の動画を見ていただくとわかりますが、目玉焼きがスルッと剥がれます。
裏返した白身は少しひっつきましたが、他のマルチグリドルでも同程度です。
このスルスル滑る感じがキモチイイ~
お手入れのしやすさ
少しついた白身もキッチンペーパーで拭き取るだけですぐ落ちます。
チーズタッカルビなど、焦げ付きやすい料理でもゴシゴシ洗う必要はありませんでした。
温かいお湯で流したりスポンジをつけた中性洗剤でサッと拭くだけで簡単に汚れが落ちます。
ただし、本体が33cm、取っ手を含めた全長は約41cmなので洗い場での取り回しは良いとは言えません。
↑はGRANDOOR製だからというよりマルチグリドル全般に言える話です。
洗い場やシンクが小さかったり、乾かす場所が狭いと取り回しに苦労します。
重量
手持ちのはかりで「983g」でした。
33cmと調理器具としては大きめサイズですが、本体は1kg以下です。
収納袋に取っ手と一緒に入れても1kg少々なので持ち運びも苦にならない重量ですね。
付属品のチェック
GRANDOORのマルチグリドルで驚いたのは、価格が安いのに付属品がとてもしっかりしていること。
ここでは今回購入した時に入っていた付属品のチェックをしていきます。
収納袋
付属品の袋は、厚みがあってしっかりしているので耐久性もありそうです。
チャックがついていて持ち運びの時に中身が落ちないようになっています。
袋の中に内ポケットがついていて、ハンドルやちょっとした小物を一緒に入れておける親切設計。
別売りのマルチグリドル専用フタも一緒に収納できます。
取っ手(ハンドル)
調理中に本体を触るには必須レベルの取っ手が標準で付属しています。
雰囲気と使い勝手の良い木製ハンドルがついているのは嬉しいですね。
以前レビューした激安マルチグリドルも木製取っ手が付属していましたが、サイズが小さく使いづらいものでしたが、GRANDOORの取っ手は扱いやすいサイズでした。
おまけ
ブランドのイメージキャラクターであるパンダのおまけシールが2枚ついていました。
1枚はブランドロゴ、もう1枚はデザイナーさんのイメージイラストになっています。
とってもかわいいのでギアボックスやクーラーボックスに貼ると映えそうですね!
他社製品との比較
ここでは他社製品との比較を簡単にお伝えします。
購入する上で参考にしていただければ幸いです。
JHQ製マルチグリドル33cmと比べて
マルチグリドルブームの元祖、JHQ製との比較を行いました。
同じ様に見えるマルチグリドルでも、細かな違いがありましたのでお伝えできればと思います。
JHQとGRANDOORを比較した時のJHQ側のメリット・デメリットは以下の通り。
メリット | デメリット |
---|---|
注ぎ口がある 裏面に切掛けあるので五徳に安定しておける 安心のブランド力 | 袋がついていない 取っ手がシリコン製でオシャレとは言えない 値段が高い |
JHQは元祖マルチグリドルということで安心安定のブランドですが、GRANDOORと比べると価格はお高めな印象です。
安定のブランドJHQか、コスパ重視のGRANDOORかという感じです。
36cmと比べて
僕がメインで愛用していたZAIGLE製の36cmマルチグリドルと比較しました。
GRANDOOR製33cmを実際使ってみて、具材の乗る量にそこまで違いは感じませんでした。
大きいは正義だと思っていたけど33cmでも3~4人前の料理なら十分。
33cmは約1kg、36cmの1.4kgと比べて軽いので持ち運び時はもちろん、調理時の炒めたりする動作がやりやすい。
36cmは直径や水の入る量に余裕があるので汁物やこぼれやすい料理に向いている。
おすすめのオプション品
マルチグリドル専用フタ
マルチグリドルユーザーが以前から困っていたフタ問題をGRANDOORが解決してくれています。
マルチグリドルで焼き物料理をしていると、加熱時間短縮や蒸らし調理などなどで必ずフタが欲しくなってきます。
今まではアルミホイルをかぶせたり、IKEAのシリコンフタを使ったりと各々が工夫をしていましたが、ついに専用のフタが発売されました。
フタの代替品では不満だったかゆいところに手が届く商品です。
- 透明強化ガラスで中の様子が見えて、調理加減もフタを開けずにわかる
- 付属のケースに一緒に収納できるのでかさばらない
- シリコングリップがついているのでミトンや手袋を使う必要がない
- 排気口がついているので吹きこぼれ防止になる
マルチグリドル用のフタを実際に使用したレビュー記事はコチラ↓
HIKEMAN マルチグリドル専用ケース
付属のケースのも可愛くていいけれど、もっと高機能でカッコいいケースがほしい方はこちら。
汚れに強く、調理器具も色々まとめられる、HIKEMANマルチグリドルケースLがオススメです。
取っ手を入れて41cmまで対応、36cmのマルチグリドルもすっぽり入るサイズ感です。
前面には収納ポーチとカラビナループ、背面にはメッシュポーチがついているので小物もたくさん収納可能です。
なにかと多くなりがちな調理小物をまとめて持っていけます。
実際にGRANDOORマルチグリドル33cmを入れてみるとこんな感じ。
表地は100Dのオックスフォード生地、中材に発泡ポリエチレン、内面が防水PVCという素材で作られていますので、汚れに強く、衝撃からマルチグリドルを守ってくれます。
まとめ
今回はGRANDOORのマルチグリドル33cmを実際に使ったレビューをお届けしました。
結論、4980円(2024年4月現在)でこの内容、世の中に出回っているマルチグリドルの性能と遜色なく、付属品が充実している。他の製品ではなかなか見つからないと思います。
物価高騰の時代、いつまでこの価格を維持できるか不安なので、購入を迷われている方は急いだ方がいいかもしれません・・・。
それでは、また!
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