2歳児とキャンプに行く!一緒に作るメニュー、安全対策、持ち物リスト、遊び方などご紹介。

こんにちは、えるやんです。

前回は赤ちゃんとキャンプはいけるのか?という題材で0〜1歳児とのキャンプの話を実体験を交えてお話しました。

今回はそこから成長して、2歳となった息子と実際にキャンプへ行ってきた体験を元に0〜1歳との違いや注意点を中心にお話していきたいと思います。

結論としては、行動力が大幅に上がって好奇心旺盛で「なんでもやりたい!」という時期なので、できるだけ「やりたい!」を叶えてあげられる様に準備をして、家族の一員としてキャンプに参加させてあげること。

危険ポイントをチェックして、1人でどこかへ行かないようにしっかり見守ることが大事だと感じました。子供の成長は早いもので、2歳児とひとことで言っても2歳になりたてと2歳11か月と1年でかなり行動に違いがでてきています。

お子さんによっても成長度合いが違うと思いますが、参考になれば幸いです。

目次

安全性への配慮

まずはなんといっても安全の確保を最優先にしましょう。キャンプへ出発前の体調管理は入念に。少しでも異変を感じたら残念ですが、キャンプは延期しましょう。

ある程度、意思疎通が取れるころですので子供の要求は汲み取りやすくなります。それでも、感情をうまく言葉に表現できない場合もあるので、日々の体調や様子の変化には注意しておきましょう。

えるやん

従兄弟の子が熱中症になって「眠たい!」と言い出した事例もあり、言葉だけではわからないんだなと怖くなりました。

0~1歳児の場合は行動量も少ないのでテント内やマット、ベビーカーを利用して安全な場所で見守るという感じです。しかし、2歳児は身体能力、行動力が大幅に向上しており好奇心も旺盛な為、危険な場所や物にも興味津々。

キャンプ場についたら、まずは周囲の危険ポイントをチェックしましょう。

危険なポイントの一例

  • 火の周り: キャンプファイヤーやコンロの周りは熱く、子供が接近すれば火傷の危険があります。
  • 水辺: 深い川や湖の近くでは、子供が溺れる危険があるため、常に監視が必要です。
  • キャンプ用品周り: 触ると危険なアウトドア用品が多くあります。これらに不用意に触れないようにしましょう。
  • 炭の灰: バーベキューで使われた後の炭の灰は熱く、触ると火傷の危険があります。遊びに夢中で捨て灰場に気づかないということも考えられます。
  • ペグ、ガイロープ: 低い位置にあるので見落として足を引っ掛ける可能性があります。自分のサイトだけでもわかりやすいペグや目印をつけておきましょう。
  • 駐車場: 子供が車の周りで遊ぶことは危険です。車の動きに注意が必要です。
  • 急な斜面: 急傾斜の場所は子供が転倒する可能性が高く、けがの原因となります。
  • 岩や岩場: 登ったり転げ落ちたりすることでケガをする可能性がある場所です。

持ち物

普段のお出かけセットを多めに+就寝道具という感じです。0~1歳児と違い、離乳食やミルクが無いですが、おもちゃや遊び道具、予備の着替えなどで荷物が多くなっています。

大人だけのキャンプであれば、最悪忘れてた!でその場をしのげますが、こだわりの強い2歳児はそう簡単にはいきません・・・。安全面や衛生面で必要なものはもちろんですが、お気に入りのおもちゃなど必要なものを事前にリストアップして、事前準備をしっかりしましょう。

えるやん

万が一の為に、保険証や救急セットはお忘れなく!

以下は僕がいつも持って行っているリストになります。

2歳児用の持ち物リスト

  • オムツ
  • おしりふき
  • タオル
  • オムツ用ゴミ袋
  • ベビーチェア
  • ベビーテーブル
  • カトラリー
  • 着替え
  • 帽子や日除け
  • 身体を拭く為のタオルなど
  • 毛布やブランケット
  • 歯ブラシ
  • 赤ちゃん用の虫除けスプレー
  • 赤ちゃん用の日焼けどめ
  • 虫刺され用の薬
  • 絆創膏
  • 消毒液
  • 保険証

食事と食べ物

2歳児は細かく切ったり工夫すればほとんど大人と同じメニューも食べられる頃。そこまで気にしなくてもいいのかなという印象ですが、免疫力がまだまだ低いのでなま物など痛みやすい物は控えましょう。

好き嫌いがハッキリしてくる頃でもあります。今まで喜んでいて食べていたと思っていたメニューも、ある日突然イヤ!と言い出したり・・・。

えるやん

好きだと言ったから買ってきたブロッコリーが冷凍庫に大量にあります。

日頃のお子さんの好き嫌いを把握して好みに合った食材を準備しておきましょう。ぐずった時の対策として、好きなジュースや、おやつを準備しておくことも忘れずに。

キャンプで一緒に作るごはんや食事の時間は家族の絆を深める機会です、できる作業は手伝ってもらって、お子さんの自尊心を高めてあげましょう!

2歳児と作るおすすめメニュー

火やナイフを使う作業は大人が調理するとして、それ以外の簡単な調理はできる範囲で手伝ってもらいましょう。

たまごサンド:たまごの殻をむく、たまごを潰す、混ぜる、パンに挟む、と手先を器用に使ったり豪快に潰したり混ぜたり、2歳のお子さんが楽しんでできる作業がたくさんあります。
ピザ:生地を最初からこねて作るもよし、既製品のピザ生地や餃子の皮でもよし。具材を載せる作業を手伝ってもらいましょう。
串焼き:ソーセージや野菜など、なま物以外を串に指してもらいましょう。素材によって違う感触を楽しんでプスプスと刺していってくれます。
焼きマシュマロ:長めの串に差したマシュマロを遠火で炙ってもらいましょう。自分で焼いている感覚が楽しく、串を正確に操る手腕のコントロールを養います。

就寝時

2歳児はアウトドア用の寝袋に移行できる可能性があります。寝相がかなり悪くなってくるので高さのあるコットは危険です。厚めで大型のインフレーターマットレスとお布団や複数人で入れるシュラフで一緒に寝てあげると安心感があるかもしれませんね!
ロゴスからも子供向けの寝袋が出ていたり、DODやsnowpeakから家族で入れる寝袋も出ています。

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夜泣きに関して

0~1歳児と同様まだまだ可能性があります。0~1歳児の記事でもお話していたので簡単にお話します。

夜泣きに関する記事はコチラ

簡単に言うと以下の点を気にしてキャンプへでかけています。

  • 車へ避難できるようにしておく。
  • 体調管理をしっかりしてキャンプへ行く。
  • 気温を快適に保つ。
  • お気に入りのオモチャや布団を用意する。
  • 最終兵器Youtubeや動画。
えるやん

電波の無いキャンプ場もあるので事前ダウンロードできるものがおすすめです。

いきなり外でのお泊りキャンプはハードルが高いので、まずはコテージ泊や祖父母の家など、違う環境での様子を見てあげると、どういう反応をするかが見えてきていいですね。

キャンプで子供と何をする?

大人だけのキャンプとは違い、遊び盛りの子がいるとなかなかゆっくり楽しむことは難しいです。それならば、いっそ子供と思いっきり遊んであげちゃいましょう。

2歳児は好奇心旺盛で、外の世界を探求し、遊びたいという欲求が高まります。キャンプ場の探索、短いハイキング、動物や昆虫観察、簡単なアウトドアゲームなど、キャンプにはアウトドアならではの遊びがいっぱいあります。

2歳児は自己表現が発達し、自分の好みや欲望をはっきりと示すことがあります。お子さんの好みに合わせた遊びや活動を選び、自分で何かを試したり達成感を味わわせたりすることで、独立心を促進しましょう。万が一の雨で外遊びができない場合は、お絵描きや絵本など、退屈しないおもちゃをおもっていきましょう。

えるやん

雨の中はしゃぐのが好きなので着替えを多くもっていって遊ばせるのも手ですね。(汚れるけど)

トイレについて

2歳児はトイレトレーニングが進行中の場合があります。キャンプ中にトイレトレーニングを継続する場合は、いつもの補助便座やおまるを持参し、現地のトイレで付き添ってあるのが最善です。

ただし、キャンプ場によっては和式便器のみというところもあり、補高便座が使えないという場合もあります。

えるやん

事前にキャンプ場のトイレ情報はチェックしておきましょう。

オムツもすぐに捨てられる場所がないことがあります。消臭力の高いオムツ用袋などを事前に準備しておきましょう。

衛生面を気にされる場合、おむつ交換用のシートを準備しておくといいですね。

イヤイヤ期とのつきあい

2歳児は自己主張が強まり、時にはわがままに振る舞うことがあります。周りのキャンパーに迷惑になるんじゃないか・・・と心配になりますよね。2歳児はまだまだ自分の意志を言葉にするのが難しいお年頃。ただ「静かにして!」と言うだけでは余計に酷くなります。

「〇〇したかったんだね」と気持ちを代弁してあげたり、「こっちとこっちどっちがいい?」と選択肢をあげましょう。自分の気持ちを理解してくれているんだ、と安心感と落ち着きを取り戻してくれることがあります。

えるやん

無理なお願いであっても一度は肯定してあげると良いです。

それでも泣き止まないこともよくありますが・・・。そんな時は夜泣き対策と同じで、一度車に避難する、お気に入りのおもちゃやおやつをあげる、動画を見せるなどでしのいでいきましょう。

キャンプ中には忍耐強く、柔軟に対応することが求められます。予想外の状況にも臨機応変に対処し、子供が安心して楽しめる環境を維持しましょう。

まとめ

2歳児にとってキャンプは、適切な準備をして挑めばとても楽しめる体験です。テントの設営や食事の調理など、家族全員で協力して楽しむとってもいい機会です。できることを積極的にやらせてあげて、子供の「できた!」をいっぱい増やしてあげて自尊心を高めてあげたいですね。

キャンプはそんな教育的な要素、そして家族の絆を深める機会を得られるとっても素晴らしい体験だと考えています。屋外ということで不測の事態も考えられますので、安全対策を怠らずに年齢に応じた適切な計画と対応が、子供とのキャンプ体験を成功させるカギになります。

お子さんの発達段階を理解し、安全で楽しいキャンプライフを過ごしましょう!

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