こんにちは、えるやんです。
本日11月29日、ついにランドクルーザー70の再再販の発売発表がありました。
ウワサ段階からずーっと待ち望んでいたランクル70再再販。発売を機会に今までの情報の振り返りと、車両価格480万円(税込)という金額について考えていきたいと思います。
というのも10年後でもリセールが良いから値段がいくらでも買う。と決めていた僕が実際にオプションや諸経費を入れた金額を見て日和ってしまっています・・・。
冷静になって今一度、本当にこの価格で買うべきなのか?祭りの雰囲気にのまれていないか?を自分自身に問う意味でも記事にしてみます。
2023年1月、ベストカーより再再販のウワサが出る。
僕が情報を掴んだのは今年1月末、ベストカーさんの下記の記事だったと記憶しています。
この記事をみた瞬間に、買う!となって約11か月。
リークから今日まで毎日のようにランクル70の情報を集めていました。
嫁スタックを回避するために事前にプレゼン内容を準備して、機嫌が良さそうな時を見計らっていざ購入のお願い。
車にこだわりのない妻からはリセールの高さから意外なほどあっさりと購入OKの返事をもらえたのが2月。
車両価格や詳しいスペック、外見もわからない状態のまま快諾してくれた妻に感謝です。
嫁スタックを回避する為に使った対策や再再販70の特徴・維持費の情報はこちら
8月2日250ワールドプレミアと同時にランクル70再再販を発表
同年8月2日、東京ビックサイトにて行われたトヨタのワールドプレミアイベントにてランクル250と同時にランクル70が日本での再再販を発表。
この時わかった日本向けの仕様が下記の内容になります。
再再販売となるランクル70の日本向け仕様の大きな特徴
- 3ナンバー[乗用車登録で車検が2年に1回]
- 乗り心地を重視したシート[ランクル300のシートフレームを流用]
- 乗り心地を重視したサスペンション[リアサスの板バネが2枚]
- オートマ仕様[後にMT車の噂あり]
- プラドやハイエースと同じ1GDという2.8ディーゼルエンジン[信頼と実績のあるエンジン]
3ナンバーの乗用車になったことで乗る人、欲しい人が増えるなと確信しました。
10月26日JMSで車両展示
ワールドプレミアから約3か月、公式からは何もアナウンスが無いものの、各所でウワサや海外向け製品の情報、実際に製造している吉原工場での現車撮影など様々な情報が飛び交っていました。
そんな中ジャパンモビリティショー2023にてワールドプレミア以来の車両展示。
今回は初めて一般のユーザーが実際に見て触れる環境にて再再販ランクル70が展示されました。
Youtuberをはじめ、実際に足を運んで情報収集発信をしていただいた方々に感謝しています。
発売が近づくにつれて徐々に日本でのカラー展開、価格情報など具体的な話がでてきていよいよ発売日を迎えます。
11月29日13時30分、トヨタより公式についに発表!
当初のウワサでは11月22日に発売ということでしたが工場のトラブルにより29日に変更になる。という情報が出回りました。
そして、実際に発売発表がされたのが11月29日の13時30分。
22日に有給を取っていた僕は急遽29日へ変更しました。
ついにトヨタ公式Webサイトにランドクルーザー70がラインナップに加わりました。
価格:480万円(税込)
カラー:ベージュ〈4E9〉 スーパーホワイトⅡ〈040〉 アティチュードブラックマイカ〈218〉
車両の詳しい情報はトヨタ公式Webサイトでご覧ください。
事前のウワサ通りの内容です。ウワサというか内部リークですよね多分。
11月29日、抽選へ
ということで発売日の当日に有給をとっていた僕は、事前にディーラー担当より連絡があり抽選へ向かいました。
やはり台数的にかなり厳しいとのことでしたが抽選への参加はできるとのこと。
入力内容は住所氏名とちょっとした入力のみでした、他の方はオプションの有無や残クレなどの支払い方法を記入するなどある方がいたみたいですが、僕の伺ったディーラーではそのようなことはなかったです。
抽選を本部で行い、当選後に見積もりやオプション、支払い方法などを選択するということで公平に選択されているのかな?という印象でした。
480万円という価格についてと乗り出し価格はどのくらいか
実際480万円が高いのか安いのか、どっちなんだい!
ということで前回の再販70との価格比較と実際に支払う金額などをシュミレーションしてみました。
再販時の価格360万円から変更点を考えると480万円は妥当?
前回の再販時が約360万円でした。
ざっくりと再販時とのスペック差などで上乗せ金額を考えると下記のような感じになりました。
- 今回はディーゼルエンジンを搭載+50万円。(150プラドのディーゼル車とガソリン車の違いは約50万円)
- MT→ATで+5万円。
- 前回オプションだったデフロックが標準装備で+5万円。
- 安全先進装備取付で+20万。
- 標準シートの変更で+10万。
- 円安や時代の流れで1割アップで+36万。
合計すると126万円。前回との変更点と昨今の新車価格の相場が円安などの影響で上がっていることを考えると120万円アップは妥当といえば妥当?
フロント周りやエンジンは現代に合わせてアップデートされていますが、必要最低限の安全機能や内装で基本設計は40年前の車です。
ランクル70はそういう車じゃないんだよ。と言われればそれまでなんですが、ある程度の値段で購入できて信頼性や走破性が高いから人気だったとも言えると思います。
この40年で日本が貧困になった証ということでしょうか・・・。
乗り出し価格をローン金利含めてシュミレーション
公式でWeb見積もりがとれるのでセキュリティオプションだけ付けた金額が下記になります。
諸経費込みで約513万円。
僕はここに追加でディスプレイオーディオとスタッドレス、その他盗難対策を考えていますのでざっくり見積もってプラス30万として約540万円。
オプションや追加は少ない方だと思うので、人によっては600万円近い金額になるのではないでしょうか。
ローンを組むことを考えていますので、頭金を少し入れてのシュミレーション。
- 400万円
- 5年ローン
- 金利5%
を条件に価格コムでシュミレーションした結果が下記になります。
金利で約53万円、先程の540万円の乗り出し価格にプラスすると合計593万円と約600万円になりました。
実際の金利は銀行系などではもう少し安かったり不明瞭ですので今回のシュミレーション金利より安くなることもあるでしょう。ディーラーによっては強制自社ローンのみの受付などがあるそうなので、更に金利が高くなることもありそうです。
何にせよ諸々で再再販ランクルに乗るには600万円程度は総額で支払うということが見えてきました。
ローン金利は無しで考えても乗り出し540万円は中々の高級車・・・。
他のトヨタ車との比較
同じトヨタ内で販売金額の近い車ならどのあたりになるのか調べてみました。
「70は他と比較するような車じゃないんだよ」という方もおられるかもしれませんが、同じトヨタ内で同程度の価格帯でどの程度のクラスの車が買えるか参考になれば幸いです。
ランドクルーザープラド
TX Lパッケージ・Matt Black Edition 5人乗り496万円(税込)
ランクル70と同じエンジンを積んだプラドの特別仕様車でこのくらいの価格です。
モデル末期のお得なパッケージになっています。
比較対象になるのは同じランクルシリーズのプラド150系かランクル300系がまず思いつくところではないでしょうか。
今後発売する250系の価格はまだ出ていませんが、こちらの価格も気になるところです。
ランドクルーザー300
1番下のグレードGXで510万円。
現在受注停止中です、おそらくマイナーチェンジ版の価格が上がったモデルから受注再開されるはずなので300系はかなり金額が上がると思います。
しかし現在の価格と比べてランクル70との差額が30万円となるとかなり魅力的です。
ハイラックス
Z “GR SPORT” 最上位のGRで431万円(税込)
GRまで行かなくて通常のZグレードだと407万円です。
ハイラックスが2.4L、ランクル70が2.8Lの違いはあるけど同じ1DGエンジンを搭載しています。
足回りも近いものを採用しているピックアップトラック。
ランクル70の価格を見るとかなりお買い得に感じます。
クラウンクロスオーバー
CROSSOVER Gという下から2つ目のグレードで475万円(税込)
新生クラウン第1弾のクロスオーバー、全グレードハイブリッドの高級車です。
下から2つ目のグレードと言っても標準で充実した装備がついています。
ハリアー
HYBRID Z ハイブリッド4WDの中間グレードで485万円(税込)
高級志向の都会派SUVのハイブリッドモデル。
比較してみた感想
ざっくりとトヨタ内だけで比較してみても結構な同価格帯が存在していましたね。
実際同価格帯のほとんどが装備面で比べると豪華な感じです。
見た目だけでランクル70の乗りたいと思っていた人は冷静になっていただいて、内装の豪華なプラドやハリアーも視野にいれてみてはいかがでしょうか。
とライバルを減らす活動をしておきます。
KINTOでランクル70を確認するにはコチラ
まとめ
いよいよ発売となった再再販ランクル70。
当選結果が出るまでもう少し先の方、すでに確定した方落選した方など様々な方がネットを見ているとおられるようでした。
僕は、抽選には参加させてもらいましたが、実際480万円という価格を見ると高いなぁという印象です。再販してくれるだけでもありがたいという思いもあるんですが。
こうやって記事にしてまとめていると、自分の今の所得や資産状況で本当に買うべきなのだろうか?という思いが強くなってきているのが事実です。
妻の車の買い替え時期もそろそろかなというところで費用面も苦しいなという現実も・・・。
ランドクルーザーのブランドにかなり惹かれるところはありますが、リセールの高さも魅力に感じていたので日本仕様のAdblue給水など、独自の仕様があるのでリセールはどうなのだろうという疑問もあります。
何にせよ抽選結果の発表まで1週間程度、この時を楽しみたいと思います。
それでは、また!
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