焼肉とは違う!?BBQ(バーベキュー)の起源と歴史・豆知識と楽しみ方を解説【BBQ歴10年が教える】

こんにちは、えるやんです。

今回は初心者向けにバーベキュー歴10年で元バーベキューインストラクター※の僕が、そもそもバーベキュー(BBQ)とはなんなのか、その起源や歴史から豆知識、あると便利なBBQグッズ、BBQの楽しみ方と心構えをわかりやすくお伝えします。

この記事を読んでバーベキューのことをもっと深く知っていただければ、次のバーベキュー・アウトドアライフがもっと楽しくなることをお約束します。

※なぜ元バーベキューインストラクターなのかというと・・・。

インストラクターは登録制で毎年の更新費がかかるので更新していません。

インストラクターを名乗って活動をしない、ただの会社員には無用の長物だった感じです。

しかし、検定を受けて得た知識はアウトドアやバーベキューで役に立ってます。

仕事でお客さんにバーベキューを振る舞うことで喜んでもらって取り引きがうまくいったりしたこともあります。

当ブログやSNSを通じてこういう活動機会が増やせれば再び申請したいと思います。

この記事を読むと

  • 今まで知らなかったバーベキューの歴史や知識。
  • 日本とアメリカのバーベキューの違い。
  • バーベキューの時にちょっと話したくなる豆知識。
  • あると便利なバーベキューグッズ。
  • バーベキューの心構えと楽しみ方。

がわかります。是非最後までご覧ください!

目次

バーベキューの起源と歴史

バーベキューは16世紀に西インド諸島の先住民であるタイノ族が行っていた肉の丸焼きが起源と言われています。

彼らは生木で組んだ焼き台を使って、直火に当たらないように肉を焼きました。

この焼き台を指す言葉が「バラビク」と呼ばれていましたが、これがスペイン語の「barbacoa(バルバコア)」という言葉に変化しました。そして、大航海時代にヨーロッパ人がこの調理法を見て、「barbecue(バーベキュー)」という言葉になりました。

その後、アメリカ大陸にも伝わり、様々な地域や民族でバーベキューの文化が発展していきました。特にアメリカでは、南部や中西部でバーベキューが盛んになりました。豚肉や牛肉を低温で数時間から1日焼いて柔らかく仕上げるのが特徴です。

また、バーベキューソースやスパイスも地域や家庭によって違っています。アメリカではその味付けを競い合うイベントやコンテストとしても楽しまれています。

オススメのバーベキューソースは後述しています。

焼肉とは違う?日本とアメリカのバーベキューの違い

日本では、バーベキューはバブル期の1980年代から普及し始めました。

アメリカ式のバーベキューとは違って、日本のバーベキューは薄切りの肉にタレや塩などをつけて肉本来の味を楽しむというスタイルが一般的です。

一方、アメリカのバーベキューは厚切りの肉をじっくり低温で調理します。

肉質の硬い部位しか手に入らなかった時代に、硬い肉をいかに美味しく食べるか、というところから発展しています。

日本で言うバーベキューや焼肉、ステーキ、ハンバーグなどの短時間で調理する料理はアメリカでは「グリル」と表現されます。

日本ではみんなで焼きながら食べる、外で焼肉をするというイメージが強いバーベキューですが、アメリカでは違います。

アメリカではピットマスターと言われる人が調理を担当して時間をかけてじっくり焼いた肉を、調理が終わってからみんなで食べます。

ピットマスターは肉の焼き具合・味付け・みんなが楽しめているかどうか、BBQに関わること全てに気を配り、ゲストをもてなしながら調理をします。

ピットマスターが肉を調理するパフォーマンスを見て楽しむこともバーベキューの楽しみのひとつです。

バーベキューに関する小ネタいろいろ

バーベキューソースの始まり。

バーベキューソースの歴史は古く、17世紀にはイギリスで作られていました。その後アメリカに渡り、各地域で異なる種類のバーベキューソースが発展しました。南部ではトマトベースの甘辛いソースが人気でしたが、北部では酢ベースの辛いソースが好まれました。

バーベキューソースの商業的起源は、主に家庭で作られていたソースを瓶詰めして販売するようになった個人や企業によって形成されました。初めて商業的に生産されたバーベキューソースは、1909年にアトランタのジョージア・バーベキューソースカンパニーと言われています。

その後、日本でも有名なハインツやクラフトなどの大手食品会社もバーベキューソースの製造・販売に参入しました。

クラフト社は元々食用油の製造を行っていましたが、そのオマケとして油に混ぜるだけで作れるバーベキューソースの素をつけて販売。

そのオマケの人気が出て、正式に商品として発売された経緯があります。

日本でバーベキューソースを日常的に購入するという人は少ないと思います。日本で1番メジャーなのがマクドナルドのバーベキューソースではないでしょうか。これは購入するというよりチキンナゲットについてくるものですが・・。

その他との製品と認知度やシェアの圧倒的な開きがあって、かろうじてヨシダソースのヨシダBBQソース、その他のシェアはほぼ無し。スーパーの陳列を見てもこの様なイメージだと思います。

僕がパラオへ旅行へ行った時に、地元のスーパーに様々なメーカーのバーベキューソースが売っているのを見て驚いたのを覚えています。もちろん自分へのお土産に類購入しています笑

パラオで買ったヒッコリースモークとハニーBBQソース

おすすめのバーベキューソース

スーパーにはほとんど置いていませんが、今はAmazonなどの通販でバーベキューソースを購入できる様になったので、色々なソースを試しました。

ほとんどのメーカーのソースが日本人にはキツめのスモーク感があるので好みが分かれそうな印象でした。

そんな中でオススメはヨシダBBQソースにケチャップを少し足すという物。

マクドナルドのソースより少しスモークとスパイスが効いた風味で美味しいです。

もう少し本格的な味を試してみたい方はハインツの黒いBBQソースがおすすめ。こちらは先程のヨシダソースよりスモークの香りが強めなので、ガツンとスモーキーな味わいがほしい方はハインツの黒がお求めやすくてオススメ。

ウイスキーの樽の風味が好きな人なんかも好きな香りです。

こちらもAmazonで簡単に入手できます。

アメリカの自動車メーカー、フォードが炭を作っている?

自動車メーカーの経営者ヘンリー・フォードは自動車製造過程で出る廃材を何か有効なものに利用できないかと考えていました。そんな時、仲間の「トーマス・エジソン」とかつてフォードの販売業者だった親族の「E.G・キングスフォード」と自動車の製造過程で出る廃材を再利用して廃材を砕いて細かくしたものを焼いて木炭を作り小さくまとめて形成した豆炭を作りました。

自動車文化が発展して、遠くまで簡単に出かけられる様になった人々は、郊外へバーベキューに出かけるようになりました。フォードはこの豆炭を自動車屋の横でバーベキューに出かける人々に向けて販売しました。

この豆炭が大ヒットして、今ではアメリカのシェア90%以上を誇っています。ヘンリー・フォードは共同開発社のキングスフォードに敬意を表して社名をキングスフォードチャコールとしています。

豆炭は火付がよく形が均一なので炭のレイアウトがかんたん。燃え尽きた後の灰は木炭とは違いほとんどが非常に細かい灰になるので片付けがかんたんです。

※バーベキュー用以外の豆炭は石灰などが含まれているものが多いので煙が直接当たる直火のバーベキューには向いていません、嫌なニオイがついたり有害な物質が付着することもあります。利用する際はバーベキュー用の製品を使いましょう。

えるやん

コストコが近くにある人は安く売ってる時が多いので覗いてみて!炭以外も色々なBBQアウトドアグッズが安いよ。

本場の定番Weberチャコールグリル。

本格的なアメリカンバーベキューを楽しみたい!という方におすすめのWeberグリル。

今では似たような形の製品がアメリカでは定番になっていますが、その始まりは金属工房でブイ作っていたジョージ・スティーブンが、美味しいステーキが食べたい!と研究と失敗を重ねて試行錯誤し、溶接前のブイの半分を利用したのがこの形の始まりです。

この独特の形状は炭の燃焼効率がよく、レイアウトも作りやすい、丸い形で熱の対流が起きてグリルに最適なものになっています。

ホーロー加工がされたこの製品は汚れやサビに強く非常に丈夫な作りになっています。

保証も5-10年と長期間の保証をしていて製品に対する自信が現れています。

また、日本の一般的なグリルと比較にならない程、太いアミが付属しているのが特徴で高温で変形することもなく長期間利用できます。

僕が本格的にBBQを始めた年の誕生日プレゼントに妻からもらったのがWeberのジャンボジョーです。今でも本体もアミも現役で活躍しています。

ネジ類は若干錆びていますが代替がきくのでメンテナンスも容易です。

購入当初のWeberジャンボジョー

注意点

日本の焼肉BBQを想定していないので、アミの目の間隔が広いです。

薄い肉は落ちてしまうので、焼肉をする場合は付属のアミの上に100均のアミなどを置いて焼いています。

世界にはこんなおもしろグリルもある

世界中で行われているBBQはその調理器具も様々な製品が世の中に出ています。

素晴らしい商品もあれば残念な商品も。

そんな中で、少しかわったおもしろいグリルを一部ご紹介。

10年以上前、自動車メーカーのクライスラーは自社の「Hemiエンジン」 を使って誰が車以外の物を作ることができるか「DIYコンテスト」を行いました。

このエントリーは残念ながら当選しませんでしたが、 5.7 リットルの Hemi V8 を搭載し、 3分間で240個のホットドッグを調理できます。

実際にはかなりのオーバースペック&エンジン音と排ガスで実用的ではないのでアメリカらしい豪快なジョークですね。

動物の姿をしたグリルは色々な種類があります。

牛や豚、ワニにアルマジロなどなど。

自分が調理する肉をその動物の形をしたグリルの中に入れて焼くのは、動物に敬意を表してなのかわかりませんが、日本人の感覚からすると中々理解できない商品ですね。

僕は特に、雄牛型のグリルを見て、昔の拷問器具ファラリスの雄牛を想像してしまいます・・・。

【初心者向け】バーベキューにあると便利なグッズ【火おこし器&火消し壺】

初心者向けにバーベキューであると便利、というか必須レベルのグッズ【火おこし器&火消し壺】をご紹介します。

◆火おこし器

バーベキューで必ず必要となる炭の火起こし作業ですが、この火おこし器があるかないかで作業効率が格段に変わります。

  1. 使い方は簡単、金属製の筒の中に炭を入れる
  2. その下に着火剤を設置して点火
  3. 点火した着火剤の上に炭を入れた筒を置く

以上です。

後は、煙突効果による上昇気流で熱が上に上がっていくので何もしなくても炭が燃えていきます。

その間に料理や食器の準備をしておくと、炭がいい具合に燃えてきた頃には調理が始められる状態になっています。

もう、うちわで扇いだりする必要はありません。

◆火消し壺

効率的に炭の消火ができて、再利用もできる製品です。

火おこし器とセットになっている商品も多いので、セットになっている商品を購入した方がコンパクトに収納できたり見た目も似ていて雰囲気も合わせやすいのでオススメです。

バーベキューが終わった後の炭、水につけたりして捨てていませんか?

この火消し壺があればその必要はありません。

燃えている炭を火消し壺の中に入れてフタを閉じればOK。

後は内部の酸素がなくなることで燃えることができなくなった炭が消火されます。

中に残った炭は消し炭として再利用可能で、しかも火付がよいので次回のバーベキューで使うと効率的に火起こしができます。

効率的でエコな火おこし器&火消し壷は初心者にマジでオススメの一品。

火を起こすのに時間がかかって全然バーベキューを楽しめなかった・・・なんてこともあるので必ず用意しておいてください。

唯一デメリットといえるのは水で消火する時と比べて消火に時間がかかることでしょうか。

炭の量にもよりますが、焼き終わった後に予め火消し壺に入れておくと1時間以内には消火しています。

すぐに壊れるものでもなく1度買えばかなり長期間使える製品なので、頻繁にバーベキューをしない人でも購入しておいて損はないと思います。

個体差はあると思いますが、僕が利用しているキャプテンスタッグの製品だと年10回以上利用していて7年以上使えています。

その他、オススメグッズは後日まとめたいと思いますが、バーベキュー初心者が最初につまづく火起こしを楽にできる商品なので是非覚えておいてください。

【まとめ】バーベキューで身につくスキルと楽しみ方

バーベキューを企画することで身につくスキル

僕は今、会社員として営業をしていますが、このバーベキューが営業活動にも活きています。

お客さんとの接待バーベキュー、というと堅苦しく感じるかもしれませんが、肉の焼き方をレクチャーしたり、準備から片付けまで一緒に作業するとお客さんとの距離もグッと近くなり、日々の営業活動にも良い影響があります。

そういった作業が苦手な方もいるので、こちらが調理に徹底して美味しく食べてもらうだけでも全然OKだと思っています。

相手を思いやる心、企画力、作業分担の役割指示、レクチャーなど、社会人生活をする上で必要なスキルを考えて実践する練習にもなると思っています。

バーベキューの楽しみ方

前項で堅苦しいことを言いましたが、要は独りよがりにならずに【みんなが楽しめればオッケ-!】です。

アメリカのバーベキューはこうだから日本のは偽物だとか、そんなことを言うつもりは毛頭なくて、場所や時代によって様々なバーベキュー、様々な楽しみ方があるのがバーベキューだと思っています。

家族や気の合う仲間との楽しい集まり、初対面での少し緊張する集まり、色んなバーベキューがあると思いますが、細かいことを気にせず、失敗やトラブルがあった時に【これもバーベキュー!】と笑って過ごせる時間が大事だと思っています。

誰かがお肉を焦がした時も、率先して【これもバーベキュー!】と言ってあげると、言われた方は肉を焦がして申し訳ない気持ちが和らぐはずです。何より、自分が失敗した時もこの一言で乗り切れるので気軽に色んなことにチャレンジできます(笑

天気の良い屋外で、みんなで協力しながら、美味しいご飯を食べる。

これだけで結構幸せなことだと思いませんか?

以上、今回は僕が10年間バーベキューをしてきた中で得た知識の一部をご紹介しました。今後は今回のネタを深掘りしたり、更にバーベキューが楽しくなる情報を発信していきたいと思います。

バーベキューは、文化や地域によって様々なスタイルがありますが、共通しているのは、野外で火を使って食材を焼くということです。バーベキューは、食べ物だけでなく、自然や仲間とのふれあいも楽しめる素敵な料理です。次回バーベキューをするときは、この記事を思い出してみてください。

それではまた!

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • バーベキュー愛感じました。
    ハインツのソース知らなかったので買ってみようと思います。
    自分もバーベキュー歴長いので共感できるところがたくさんあって面白かったです。

    • 読んでいただいてありがとうございます!
      拙い文章で恥ずかしいですが、自分が今まで経験したバーベキューを詰め込みました。
      楽しいバーベキューをみんなに広められたらなと思っています。

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