こんにちは、サウナ大好きえるやんです。
今回は学研大人の科学マガジンスペシャルに付いているオマケ(本体)のサウナウォッチを入手しましたので実際に使用してレビューをしていきます。サウナウォッチが付属している大人の科学マガジンspecialは予約受付の段階から2度の重版決定という異例のヒットとなっています。
2024年9月19日追記
サウナウォッチ2(サウォッチ2)が今冬発売されることになりました!サウナウォッチで感じた不具合がほとんど解消されているとのことで期待大!発売次第すぐレビューします。
僕は早く予約しておいたので発売日に手に入れることができました。
今回はこのサウナウォッチを実際に利用したので、使用感などをレビューしていきたいと思います。
結論から言うと、アプリ連動で記録していけて便利で、高温のサウナ室安心してサウナで使えますが、不満点が許容できれば買い。という感じでした。
サウナウォッチとは
サウナウォッチは、サウナ室内で装着する腕時計型のスマートバンドです。
心拍数、体表温度、経過時間などのデータを計測し、スマートフォンのアプリと連携することで、サウナの入り方や「ととのい」の状態を可視化することができます。
ここではサウナウォッチがどういう製品なのか、実際使ってみた感想も合わせてご紹介します。
サウナウォッチの特徴
サウナウォッチの主な特徴は3つです。「サの国」というアプリと連携して使うことになるので、スマートフォンは必須です。
サの国アプリはAndroid版では全機能が開放されていませんがサウナウォッチを使う上では問題ないと感じました。
心拍数を元に「ととのい」を数値化
サウナウォッチを腕につけてサ活をすることで、心拍数の変動を分析して自律神経の状態を推測します。
自律神経のバランスが整った状態は「ととのい」の状態とされており、この状態を数値化することができます。
時間ではなく心拍数を確認してサウナ室に出入りすることで安全性が高まりますね。
身体データとともにサウナ施設情報なども記録
サウナウォッチとサの国アプリと連携することでサウナ室内の温度や湿度、サウナ施設の名前や住所などの情報も記録することができます。
これらのデータをもとに、サウナの入り方を振り返ったり、自分に合ったサウナの入り方を見つけたりすることができます。
リアルタイムでデータを確認
高温にも耐えれる設計なので、サウナ室内でリアルタイムに心拍数や体表温度、経過時間などのデータを確認することができます。
自分の体調やサウナの入り方に合わせて、入浴時間を調整したり、休憩のタイミングを判断したりすることができます。
高温に耐えられる特殊な電池を利用しているから安心してサウナ室で利用できます。
商品スペック
●本体サイズは縦4.5cmx横2cmx厚さ1.1cm程度。
Xiaomiのスマートバンド6くらいのサイズ感です。
ウォッチという名前ですが、AppleWatchなどのスマートウォッチというよりはコンパクトなサイズでスマートバンドというカテゴリに入ると思います。
●実際の液晶のサイズは縦2.5cmx横1cm程度。
画面は有機ELではなく液晶になっています。解像度は低めで上記の写真の様に目視でドットが確認できる感じです。
本体に対してベゼル部分が大きく液晶部分が小さい印象を受けました。
この辺りのクオリティは求めていなかったので「こんなものかな」という印象です。実際の使用に関しては全く問題ないレベルです。
サウナモード以外では通常時の時刻表示・心拍数・歩数も見れるようになっています。
その他、詳細な仕様は下記内容となります。
■サウナウォッチ仕様
機能:心拍計 歩数計 体表温度 防水加工済み 規格IP68
色:ヴィヒタグリーン
電池:高温対応リチウム電池(高温下 3時間使用可能)USB充電式
安全:サウナセイフティ 録画・録音機能排除
材質:本体・ABS+PC バックル・ステンレス バンド・熱可塑性ポリウレタン
※このサウナウォッチには、連動アプリ「サの国」が必要です。
iOS 16.0以上、Android 12以上対応。(Android版は、一部アプリの機能を制限)※本製品は医療機器ではありません。本製品から提供されるデータおよび提案は、あくまで参考であり、診断や治療の根拠となるものではありません。
引用元:学研出版サイト
外観
本体サイズ:縦4.5cmx横2cmx厚さ1.1cm程度。
液晶のサイズ:縦2.5cmx横1cm程度。
本体下部の<ー>マークがタッチセンサーになっていてタップ操作と左右のスワイプ操作に対応しています。
実際に使う時はスワイプはほとんど使わない印象でした。
留め具は腕時計でよくある金具に、余った部分を内側へ通すタイプとなっています。
内側の水を拭きたいのでAppleWatchで使われている下の様な簡単に外せるタイプだとよかったなと思いました。※画像はHuaweiWatchFIT2
バンド部分は両端が外れて、本体上部にはUSBの充電コネクタが内蔵されています。
サウナウォッチが人気になれば社外品バンドもでてくるかも・・・?
本体下部のバンドは取り外す必要がない為、基本は上部のみを充電する時に取り外すこととなります。
この取り外しが結構固くて、USB端子が折れてしまうのではないかと思うレベルでした(汗
単純にひっぱるより、左右に揺らしながら引き抜くという感じだとうまく外れます。
使い方
サウナウォッチのメイン機能であるサウナモードの解説をしていきます。
まずは、タップか手首を傾けて液晶を表示。
タッチセンサーを押してサウナモードを表示します。
タッチセンサーを長押しすると左に緑色の縦長のバーが表示され、徐々に短くなっていきます。
約1秒で緑のバーがなくなると決定という仕様で、サウナ中の誤作動を防止しているようです。
決定作業は毎回タッチセンサー長押し、という仕様になります。
サウナモードトップ画面です。現在のサ活合計時間と心拍数が表示されています。
ここでサウナ→水風呂→休憩を繰り返し記録していきます。
タップでサウナを表示して長押しで決定。
現在の上から合計サ活時間、心拍数、現在サウナへ入っている時間が表示されます。
更にタップすると体表面温度の確認も可能。
もう1タップするとEndの表記。サウナから出る時はここで終了してから水風呂へ行きます。
サウナをEndで出たら水風呂モードが表示されているので、水風呂に入る前に長押しで決定。
サウナモードと同じですが水風呂モード時は青色の背景になります。
水風呂が終わると休憩モード、ととのいの外気浴へ!
先ほどと同じで休憩モードは緑の背景。
3~4セット繰り返してサウナを満喫したら終了します。
モード終了を選択するとサウナにもどる、と表示されるのでタップして終了するを決定します。
ここも誤作動防止のための仕様ですね。
慣れてきたらサウナだけを記録するサウナライトモードの方が使いやすそうでした。
使用した感想レビュー
ここまではサウナウォッチでサウナ活動の記録を行う工程でした。
サウナウォッチ単体というより、本番はサの国アプリと連携して「ととのう」を数値化することがこの商品の魅力と感じます。
アプリの紹介は後日を予定しています。
良かったところ
サウナでの使用環境を考慮して高温に耐えられる電池を利用して作られています。
他のスマートバンドやスマートウォッチでは高温下での使用は推奨されていませんので安心して使用できるのがいいですね。
心拍数通知を設定しておけば、指定の心拍数になった時に通知してくれるので安全にサウナを楽しむことができます。
サウナ内の時計を頼らずに自分の入浴時間を確認できるのも◯。
専用アプリと連携しているところも魅力です。
専用アプリ「サの国」ではサウナウォッチで記録した情報をもとに「ととのいを数値化」してくれてアドバイスももらえます。
なんとなくととのった、という感覚だけで楽しんでいたサウナが科学的に分析できている感じがして面白い体験ができます。
悪かったところ・改善して欲しいところ
UI(ユーザーインターフェース)が直感的ではなく、わかりにくい。
慣れればわかってきますが、直感的な操作ではないので最初の使用は戸惑ってしまいました。
タッチセンサー操作のみ。
汗や水がかかる環境でのタッチセンサーは場合によっては反応が悪く、サウナから水風呂、水風呂から外気浴へのモード切り替え時にしばしば押せないことがありました。
正直これはストレスに感じることも多かったので、次回作があるならぜひ物理ボタンをお願いしたいところです。
アプリとの連動ができない時がある。
ソフト上かサウナウォッチのバグかわかりませんが、サ活での行動を記録していたのに、いざアプリに同期したらデータが何も無いという状態がありました・・・。
公式からアナウンスがあり、サウナ前にスマホと接続して、アプリ内で一度同期をとってから記録をとると上記不具合は解消されるそうです。
まとめ
今までになかったサウナに特化したスマートウォッチでした。
うまく活用することで自分のサ活が更に楽しく、安全に楽しめると感じました。
タッチセンサーや画面のサイズや解像度、充電方法などはコスト面で色々な制約を受けていそうだなと感じたのも正直なところ。
サウナウォッチ2が出るのであれば、はもう少しお値段が高くなってもいいので、ぜひ物理ボタン搭載で発売してほしいですね。
他のスマートウォッチやバンドはサウナで使うことに抵抗がありましたが、高温でも大丈夫と謳っている専用ウォッチの需要は高いと感じました。
専用アプリサの国の記事は後日書きたいと思います。
それではまた!
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