こんにちは、えるやんです。予約開始からわずか20分足らずで初回分が完売したサウナウォッチ2こと「サウォッチ Showdown1」。前作も重版を重ねて若干プレミア化していました。恐らく今回も初回はすぐ売り切れるであろうと発売開始時間の前からスタンバっていたので購入できました。
メルカリなどで4万円前後で転売されていました。公式サイトで次回分の予約が始まっているので、転売ヤーからは買わないようにしましょう。
今回は発売後に自宅の風呂でのテストと年明けにサウナ初めにて使用した感想をレビューしていきます。
合わせて読むともっとわかる!サウォッチShowdown1の詳細な仕様や前作からの変更点はコチラ↓
基本スペック・デザインの紹介
発売前のレビューでご紹介していますが、改めて基本スペックのおさらいです。
Showdown1のサイズと重量は縦4.3×横2.5×厚さ1.2cm、重さ約26g。サウナーの間でもよく使われているHuaweiBandより少し厚みがあるくらいのイメージです。
画面は高精細なIPSパネル搭載で文字がはっきりと見やすくなっています。もちろん防水防塵仕様で、サウナの高温にも耐えられる特殊なバッテリーを搭載しているところが、他のスマートバンドとの大きな違いです。バンドは柔らかいシリコン素材で手首にフィットしやすく、新型センサー搭載で計測の誤差が少なくなりました。
質感は実用性重視で、高級感を求めると物足りなさを感じるかもしれません。ベゼル部分は塗り分けや光沢加工などもなくプラスチック感がありますが、傷などは目立ちにくそうです。
質感やつけ心地など、よくあるスマートバンドに近いイメージでした。
実際の使用感、機能の紹介と前作からの変更点
ここでは実際に使ってみた使用感と機能の紹介を前作の変更点を交えてお伝えします。
前作のレビュー
物理ボタンの搭載
前作はタッチパネル操作だったので、水滴で誤操作が起きることも少なくありませんでした。今回のモデルでは待望の物理ボタンが採用され、これが大正解。水に濡れる環境でも誤操作がなく、サウナ→水風呂→外気浴と切り替えも際もスムーズ。
これにより、前作で搭載されていたサウナ室だけを記録して水風呂と外気浴は後から手動で入力する「ライトサウナモード(手動記録)」が廃止されました。
正直、前作のタッチパネル方式には不満が多かったので、物理ボタン搭載だけでも買い替えてよかったと思っています。
物理ボタンの反対側には何やらセンサーが搭載されていました。説明書にも何のセンサーか記載がありませんでしたので、公式サイトに問い合わせ中です。体表温度センサーかな?
メーカーに問い合わせたところ、【紫外線センサーで、今後のサービス開発のために搭載しておりますが、機能の実装はこれからになります。】とのことでした。
どんな機能が追加されるか楽しみですね!
物理ボタンに合わせたサウナモードの仕様変更
サウナモード中はボタンを押すたびに、サウナ→インターバル→水風呂→インターバル→外気浴→インターバル→サウナという流れで記録が進む設計に。サウナ室から出る時にボタンを1回でインターバル、インターバルから水風呂に入る前にボタンを1回押すと水風呂の記録へと、簡単にサウナ中の状況が記録できるので、サウナに集中できます。
ディスプレイの改良:見やすく、使いやすく
上の写真越しでもわかるように、今回のモデルでは、ディスプレイの解像度と輝度が大幅に向上。外気浴の際や水風呂に入っているときでも視認性が良く、使い勝手が抜群です。ただし、明るい画面がサウナ室内では目立つことも。以下の設定で目立ちすぎを防ぎつつ、快適に使うことができます。
- 輝度を最低に設定:照明が暗いことが多いサウナ環境では視認性に問題なし。
- 点灯時間を3秒に設定:サウナ室で光って目立ちすぎるのを防止。
- 画面持ち上げで点灯をオフ:誤作動で画面が点灯して他の利用者の邪魔にならないように。
ただ、これらの輝度や点灯時間などの設定はアプリを使わないと調整できない仕様は少し勝手が悪い。今後の改良に期待したいところです。
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充電方法は専用ケーブルに
前作のサウォッチは本体からバンドを引っこ抜いてUSB-A端子を露出させて充電する方式でしたが、今回は専用のマグネット式充電端子に変更されました。昨今のスマートウォッチによくあるタイプで指定の場所に近づけるとパチっとハマって充電が開始されます。
前作の引っこ抜く作業が結構硬かったので、この変更はとてもありがたい。専用ケーブルなので、紛失や破損の際が心配ですが、公式サイトにはアフターパーツとして購入できるようになっていました。
バンドが柔らかく、装着しやすくなった
前作より柔らかいシリコンバンドを採用しているので、手首へのフィット感がよく、付ける時も付けやすくなりました。欲を言えばAppleWatchなどのようなボタン式になれば付け外しが楽だったかなと思います。
スマートウォッチ的な使い方は?
Showdown1はサウナに集中する仕様の為、電話やメッセージなどの通知機能にはあえて対応していません。スマートフォンとの連携を目的とした使い方には向いていませんが、睡眠計測、歩数計測、心拍数計測には対応しているので普段スマートウォッチを使わない、通知を必要としない人にはおすすめです。
サの国アプリとの連携もスムーズに
サウォッチShowdown1はアプリ「サの国」と連携して利用します。このサの国アプリはサ活の記録はもちろん、サウナ施設へのチェックインでスタンプラリー感覚で楽しめたり、イベントやサウナ情報など、サ活をもっと楽しくするアプリです。
公式サイトでは触れられていませんでしたが、僕の体感ではサの国アプリとの接続やデータ同期は、前作に比べて速くなりました。サウナ後にすぐデータを確認できるため、振り返りがストレスフリー。データ管理の利便性がさらに向上しています。
チェックイン機能が楽しくて、いろんなサウナ施設を巡りたくなります。
サの国アプリについては今後解説予定です。
まとめ:前作から着実に進化したサウナ専用ウォッチ
「サウォッチ Showdown1」は、前作の不満点を解消しつつ、操作性や視認性の面で大幅な進化を遂げています。特に物理ボタンの採用とサウナモードの改良は、多くのサウナーにとって嬉しい改良ポイントでしょう。前作から引き続き、アプリと連携して専門的な分析をしてくれるのも嬉しいポイント。
実際サウナで利用してみて、前作にあったまどろっこしさがなくなり、快適にサ活の記録ができました。
価格は約15,000円とミドルクラスのスマートウォッチを買える値段です。スマートウォッチとして考えると通知機能がない点や質感の高級感に欠ける部分は、物足りなさを感じるかもしれません。しかし、サウナ専用デバイスとして考えるとサ活の記録を楽しく記録できる、サウナライフをさらに充実させたい人には、間違いなくおすすめのデバイスです。
次回入荷分は予約受付中!
現在は公式サイトで予約受付中の状態です。次回分は2025年3月中旬から下旬に発送予定。中国の春節の関係で前後するとのアナウンスもありました。発売開始時のことを考えると次回生産分がいつ予約終了になるかわからないので、気になっている方は早めにチェックしてみてください!
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