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何が違う?EcoFlow DELTA3シリーズ徹底比較|無印・Plus・1500どれを選ぶべき?実際に1500を購入しました

EcoFlowのDELTA3シリーズを調べていると、容量1024Whの無印とPlusに加えて、1536WhのDELTA3 1500が登場。「同じような名前で何が違うの?」「どれを選べば失敗しないの?」と迷っている方も多いのではないでしょうか。

先に結論から言うと
軽さ・コスパ重視 → DELTA3
拡張性・ソーラー充電重視 → DELTA3 Plus
容量・作業時間重視 → DELTA3 1500

僕がDELTA3 1500を選んだのは、ファミリーキャンプや防災目的もあるのですが、一番の目的は開拓中のキャンプ場「わなみんの森」での山開拓作業で電動工具を長時間使う必要があったから。たまたまセール価格7.8万円で購入でき、3機種を比較検討した結果をまとめました。
この記事では、実際にDELTA3 1500を使った体験を交えながら、3機種の違いと選び方のポイントを詳しく解説します。

目次

DELTA3シリーズ3機種の選択で悩んだ理由

山で、電動工具や機材を使う関係で1500W以上は必要だった中で、JackeryやBLUETTIなどのメーカーも検討しましたが、最終的にはコストと性能のバランスが良いEcoFlowシリーズを購入しようと決めました。
現在、EcoFlowDELTA3シリーズは以下の3種類がラインナップされています。

  1. DELTA3(無印):コスパ最強、でも容量が心配
  2. DELTA3 Plus:名前の通りDELTA3に機能をプラス
  3. DELTA3 1500:大容量だけど重い&高価

最終的にDELTA3 1500を選んだ理由

  1. セール価格でのコスパ:7.8万円なら容量単価が最安クラス
  2. 山開拓での電動工具使用:電動のこぎり、インパクトドライバーを長時間使いたい
  3. 長時間使える安心感:4歳・0歳の子どもがいる我が家には容量の余裕が必要
  4. サイズ据え置き:容量1.5倍ながらサイズ感がDELTA3とほぼ同じ

次にDELTA3シリーズ3種類の詳細スペックを確認していきます。

DELTA3シリーズ3機種の詳細スペック比較

DELTA3シリーズは他メーカーのポータブル電源と比べて充電速度が圧倒的に早く、56-90分でフル充電できるのが大きな特徴です。他社商品だと1.5倍程度かかることも。さらにX-Boost機能により定格1500Wから最大2000Wまで対応するため、他社では動かせない高出力家電も使えます。

ここでは各商品のスペックの確認と気になるポイントを紹介します。

基本スペック一覧表

機種容量定格出力重量サイズ騒音レベルポート数ソーラー入力備考
DELTA31,024Wh1,500W約12.5kg39.8×20.0×28.4cm30dB13ポート500Wコスパ良い定番モデル
DELTA3 Plus1,024Wh1,500W約12.5kg39.8×20.0×28.4cm30dB13ポート1000W(500Wx2)サージ保護/NAS対応
DELTA3 15001,536Wh1,500W約16.5kg39.8×21.3×28.1cm35dB15ポート500W1.5倍の容量

サイクル寿命

気になったのがDELTA3 1500のみサイクル寿命が短く約3,000回となっています。

  • DELTA3: 約4,000サイクル
  • DELTA3 Plus: 約4,000サイクル
  • DELTA3 1500: 約3,000サイクル

サイクル寿命は3,000回と少なくなったものの、容量が1.5倍あるため、劣化後(70%時点)でも1,075Whと十分な容量を確保。DELTA3が4,000サイクル後に819Whまで下がることを考えると、長期的な実用性は高いと言えます。

えるやん

利用状況によってお大きく変化するところなので、あまり気にしませんでした。

重量

DELTA3とPlusが約12.5kg、DELTA3 1500が約16.5kgです。約4kgの重量差をどうとらえるかで、どれを購入するかも大きな判断材料になると感じました。女性の方が16.5kgを持つのは結構しんどいと思います。
両手で持てるハンドルがついてるとはいえ男性でも地面においた16.5kgを持ち上げるのはそれなりに重労働。
家から車など頻繁に持ち運びする場合はご自身の体力と相談が必要だと感じました。

えるやん

うちの4歳児と近い重量ですが、地面にあるのと抱っこでしがみついてくるのでは重さの感じ方も違います。

騒音レベル

騒音レベルが5dbの差があるので、体感差があると困るなと思いましたので、例をあげてみます。

30dB(DELTA3/Plus): 深夜の郊外、鉛筆で紙に文字を書く音
35dB(DELTA3 1500): ささやき声、冷蔵庫の作動音

えるやん

日常生活ではほとんど気にならないレベルで、特にキャンプや車中泊などの利用では差は感じられないでしょう。

機能面での違い

出力ポートの詳細比較

ポート数の違いは大きくありませんが、ポートの配置が異なります。無印、PlusはUSBやACが前面に集約されていますが、1500のみACが裏面に配置されています。この辺りは好みの問題ですが、頻繁にACを抜き差しする場合や、車中泊での利用の場合は前面集約型の方が使い勝手がいいかもしれません。

DELTA3(13ポート)

  • AC×6、USB-A×2、USB-C×2、DC×2(裏面)、シガーソケット×1(裏面)
  • ポート配置:前面集約型

DELTA3 Plus(13ポート)

  • AC×6、USB-A×4、USB-C×2、DC×2(裏面)、シガーソケット×1(裏面)
  • ポート配置:前面集約型

DELTA3 1500(15ポート)

  • AC×6、USB-A×4、USB-C×2、DC×2、シガーソケット×1
  • ポート配置:分離型(前面USB、背面AC)
  • 前面:USB-A×4(急速充電×2:18W、通常×2:12W)、USB-C×2(100W)
  • 背面:AC×6(1,500W)、DC×2(38W)、シガーソケット×1

充電性能の違い

充電時間はDELTA3 1500が容量の大きさ分長くなっている程度、ソーラーに関してはPlusのみ500Wx2で充電可能なので、ソーラーで早く充電したい場合はPlusが有利です。

充電時間

  • DELTA3/Plus: 56分(0-100%)
  • DELTA3 1500: 90分(0-100%)

ソーラー入力&ハイブリッド充電

  • DELTA3: 500W(AC同時充電可能)
  • DELTA3 Plus: 1,000W(500W×2、AC同時充電可能)
  • DELTA3 1500: 500W(AC同時充電可能)
えるやん

どっちにしても高速充電なのでキャンプの当日に充電忘れがあっても支度中に充電完了するほどの速さです。

ECOFLOW DELTA3 1500実際の使用(山開拓編)

DEOTA3 1500の単品レビューは後日執筆予定!たちまち購入してすぐに山で使った感想をお届けします。

良かった点

実際に山開拓で使ってみて、まず感じたのは電動工具を長時間使えることの安心感です。
電動丸ノコなら約4時間の連続使用が可能で、インパクトドライバーはバッテリー切れを全く気にせず作業に集中できました。
X-Boost機能は全機種共通で2,000Wまで対応しており、定格出力を超えた高出力機器も問題なく使用できる安心感があります。
また、IP54の防水防塵規格に対応しているので、多少の水やホコリでも大丈夫なのが山作業には嬉しいところ。

気になった点

一方で気になったのは、重量です。16.5kgは無印やPlusと比べると4kgほど重く、女性では厳しいと思います。
また、ポート配置については前面にUSB、背面にACという分離型になっているため、電源の置き場所によってはACケーブルの取り回しがやりづらい場面もありました。DELTA3の前面集約型の方が使いやすいと感じる場面もあります。

定価での購入は割高感が大きい

どの商品もコスパが良いというのはセールや割引価格が前提のお話。

公式サイトや各ECサイトでは頻繁に割引やセールが開催されており、定価で購入するの正直はかなりもったいない。コストコでも安く販売されているので実店舗が近い方は要チェックです。

用途別おすすめ

DELTA3がおすすめな人

  • 初回購入でコスパ重視
  • ライトなキャンプ使用
  • 軽量重視(11kg)
  • 前面集約ポートが好み

DELTA3 Plusがおすすめな人

  • ソーラー充電を本格活用(1,000W入力)
  • USB出力を重視
  • 高機能が欲しい
  • UPSとして利用したい
  • 前面集約ポートが好み

DELTA3 1500がおすすめな人

  • 大容量が必要(1,536Wh)
  • 電動工具を長時間使用
  • 1000Whでは少ないけど2000Whでは高価で重い
  • ポート数重視(15ポート)

まとめ

セール価格で購入できるなら、用途に応じてどれを選んでも満足度は高いです。定価での購入は避けて、セール情報をこまめにチェックすることをおすすめします。DELTA3 1500は現状では値下がる機会も少ないのでAmazonでの価格差を考えると無印DELTA3がコスパが良いのかなと感じました。
DELTA3 1500が欲しい方はコストコ店舗での購入がおすすめです、時期によって値段はかわりますが、Plus程度の金額で購入できるはず。

セール情報は公式サイトやAmazonで定期的にチェックするのがおすすめです。

この記事は実際にEcoFlow DELTA3 1500を購入・使用した体験に基づいて作成しています。価格は執筆時点のものであり、変動する可能性があります。

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