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Amazfit T-REX 3 使用1か月レビュー|サウナOK&音声アシスタント搭載の最強コスパのタフネススマートウォッチ

こんにちは、えるやんです。

今回サウナーの僕に、Zepp Health Corporation(ゼップヘルス コーポレーション)さんから「MIL-STD-810G準拠、70℃の高温にも耐えるスマートウォッチAmazfit T-REX3を是非サウナで使ってみてほしい」。とご提供いただきました!ありがとうございます。
ということで、商品の詳細を確認して、1か月実際に装着した感想と、本当にサウナで使えるのか? 試してみました。

目次

Amazfit T-REX 3のスペック概要とデザイン

まずは基本スペックの紹介とデザインを見ていきます。サウナで使える耐熱性以外にもタフネススマートウォッチとして他のハイエンド製品と遜色ない性能です。

基本スペック

内容物:本体、説明書、充電台、交換ベルト用部品

耐久性: MIL-STD-810G準拠(高温・低温・湿度・衝撃すべて耐える)

Amazfit T-REX 3は、米軍規格MIL-STD-810Gに準拠しており、過酷な環境でも使える耐久性が特徴です。具体的には、高温70℃から低温-30℃までの温度変化、湿度95%の湿潤環境、砂嵐や衝撃にも耐えられるよう、9つの厳しいテストをクリアしています。

防水性能: 10ATM(45m潜れるレベル)

防水性能は10ATMで、45mまでのフリーダイビングに耐えられる仕様なので、普段の水泳やシャワーでは余裕で使えます。

えるやん

子どもが生まれてからダイビングができてないのでいつか試してみたい。

バッテリー: 通常使用で27日間、ヘビーユースでも13日間

バッテリー容量は700mAhで、通常使用なら27日間持つ長寿命が特徴です。ヘビーユースなら13日、GPSを常時フル稼働させていても180時間持ちます。僕の場合、心拍数の測定は最短の1分、その他の計測機能も全てオン、GPS使用は週1時間程度で20日以上持ちました。

えるやん

毎日充電となると面倒で使わなくなるし、寝る時に充電するとなると睡眠計測もできないので、このバッテリー持ちはありがたい。

音声アシスタントZeppFlow(ChatGPT-4o)搭載

ZeppFlowご本人曰く、最大300文字まで応答できるそう。

「Zepp Flow」はChatGPT-4oを統合したAI音声アシスタントで、他の音声アシスタント搭載スマートウォッチより頭一つ抜きん出ている印象です。ChatGPT有料会員の僕が色々使って特に便利だと思った機能が以下の3点、

  • メッセージ返信:メッセージに定型文での返信はもちろん、音声で内容を伝えると文字起こしをして柔軟な返信が可能です。
  • 操作の簡略化: やりたいことや、わからない設定項目があっても「画面を暗くして」「タイマー10分セット」「アラームを7時に」と声で指示すると応えてくれる。
  • 簡単な調べ物対応:「1カップは何ml?」「東京の明日の天気は?」と聞けば即答(※スマホとBluetooth接続が必要)。料理中や運動中にも役立つ機能。
音声で1時間タイマーをセット

スマホが手元になくても簡単なタスクをこなせるのは、嬉しいポイント。音声認識の精度も高く、静かな環境ならほぼミスなしです。

えるやん

料理中などは子供にスマホを奪われがちなので助かります。

その他

予めダウンロードしたマップとGPSでオフラインでも利用可能

ディスプレイ:1.43インチAMOLEDで視認性抜群。解像度は480×480ピクセル、ppiは322、最大輝度2000ニト。
多彩なウォッチフェイス:無料から有料までかなりの種類のウォッチフェイスがある。
6つの衛星システム:現在地の位置表示精度が高い。
Felica未搭載:Suicaなど交通系ICは使えない。NFCは搭載しているが日本での決済サービスには非対応。

デザイン

デザインはG-SHOCKのMRGシリーズを思わせるような六角形のアルミベゼル

カラーは今回ご紹介している、黒色(オニキス)の他に赤系のバンドのラバと新色のヘイズグレーがラインナップされています。

側面左右にはボタンが2つずつの計4つ。竜頭を回すタイプではなく、押すタイプのボタンになっています。

右側面にamazfitの刻印
左側面

バンドには標高図というか木目というか、アウトドアらしいデザインが入っています。

付属のバンドはやわからい素材でフィット感がいい。

裏面のセンサー部分などは付けていても違和感を感じず、ハイエンドらしい多彩なセンサーが搭載されています。

裏面センサーと充電端子

大きい時計の良いところは、服の袖の中に入ってしまわないこと。以前使っていたコンパクトなスマートウォッチだと時計を見ようとした時に、袖の中に入っていて袖をめくる作業が面倒でした。Amazfit T-REX3だと常に画面が見えるのでストレスがなく快適です。

装着イメージ

付属のバンドの他にアタッチメントと専用工具が付属していて、汎用22mmのバンドと交換が可能です。普段のお風呂では時計を外すのでワンタッチ式に変えようかと思案中。

実際にサウナで使ってみた

さて、2月の寒波の中、肝心のサウナでの使用感を試してきました。

耐熱性

えるやん

70℃まで耐えると言われていますが、本当に大丈夫なのでしょうか?

ということで、実際にサウナで検証してきました。結果としては問題なく動作して、今も不具合は起きてません。長時間の高温高湿度、急な温度変化のある環境でもフリーズや誤動作は一切なく、1か月の間に計3回サウナへ行きましたが、問題なく使えています。
アルミベゼルや裏面のセンサー部分などが熱くなりすぎないかと心配していましたが、サウナの高温でも熱くなりすぎることはなく、普通に触れました。

えるやん

サウナの温度計は90℃とか100℃の表示がされていますが、熱気が溜まっている上のほうの話。実際に座ってる場所は70℃以下のことが多いのです。

視認性

サウナは撮影できないので・・・。暗い場所はもちろん、太陽の下でもハッキリ見えました。

スクリーンは1.43インチのAMOLEDで、解像度は480×480ピクセル、ppiは322です。AMOLEDならではの鮮やかな色味と、最大輝度2000ニト。スマートウォッチの中ではかなり大きい画面サイズなので、視認性は良好。パット見普通の時計か?と思うほどの綺麗さ。

えるやん

あまり明るい画面だと、他のお客さんに迷惑なので、サウナ中は輝度を最低に下げておくといいかもしれません。

操作性

ショートカット割当可能な物理ボタンが便利

本製品に限らず、タッチパネルは水滴がつくとタッチ感度が悪かったり誤タッチがあります。しかし、4つも物理ボタンがあるのがめちゃくちゃ便利で、ボタンに短押し長押しなどでいくつかショートカットを割り当てられます。サウナ中に使う心拍数、タイマーの他に、よく使う機能を割り当てておくと、普段使いにも便利です。

えるやん

サウナではタイマーで10分~12分をセットして、サウナ室で心拍数を確認しています。

1か月使用して、良いところ・気になるところ

心拍測定中

約1か月間使用してみて、正直、このスペックでこの価格は総合的に見てかなり高いコスパだと感じます。G-SHOCKなどのタフネスウォッチが好きでアウトドアに山開拓などする僕にはかなり刺さる商品です。
サウナでの利用に焦点を当てると、高温高湿度にも耐えるのでサウナでの心拍数も測れるし、アラーム設定でサウナの中で時計を気にする必要がないので便利です。ただし、サウナでの利用時に心拍数管理をしたい場合、リアルタイムで心拍数計測を立ち上げる必要があるのが少し面倒に感じます。設定した心拍数を10分以上超えると通知がくるという設定があるのですが、サウナで10分経過は使えない。せめて設定できる自動計測範囲の1分で通知がくる設定がほしいところ。

良いところ気になるところ
サウナ対応可能な耐熱性(70℃でも問題なし)
バッテリー持ちが異常に良い(Apple Watchの比ではない)
ウォッチフェイスが豊富
汎用バンドが使える
心拍数超過通知が10分連続の場合のみ
Suica非対応(FeliCaなし)
デカい&ゴツい(好みが分かれる)

他製品との比較

ここでは、Amazfit T-REX 3と他社競合製品の以下三種類を比較したいと思います。

  • サウォッチSHOWDOWN1:サウナ特化のスマートウォッチ
  • Xiaomi Smart Band 9:サウナーの間でよく利用されているスマートバンド
  • Garmin Instinct3:タフネススマートウォッチでメーカーも比較対象にしている

結論から言うと、サウナの記録を楽しむならサウォッチ SHOWDOWN1がベストに感じました。ただし普段使いとしては機能が睡眠計測くらいしかないので難しい。「普段使いをしながらサウナも」というなら Amazfit T-REX 3 が性能と価格のバランスが良く感じます。

Amazfit T-REX3と比べた、それぞれの強みと弱み

製品名価格サイズ主な特徴
Amazfit T-REX 339,900円47mmMIL規格準拠タフネス+GPS+バッテリー長持ち
Garmin Instinct 3 AMOLED79,800円45mmMIL規格準拠タフネス+GPS+バッテリー長持ち
サウォッチ SHOWDOWN 114,500円幅25mmバンドタイプ。サウナ特化。サウナ、水風呂・外気浴記録可
Xiaomi Smart Band 95,480円幅21.63mmバンドタイプ。普段使い向け、価格が安い

サウォッチ SHOWDOWN1

強み:サウナ・水風呂・外気浴の心拍数を個別記録、サウナ特化アプリ「サの国」と連携
弱み:通知機能などなく、心拍数、歩数、睡眠計測程度の機能で普段使いには機能不足。

サウナ特化型のスマートウォッチ。スマートウォッチとは言っていますが計測などできることは限られているのでサウナ専用と割り切るならあり。

Garmin Instinct 3 AMOLED

引用:Garmin公式

強み:Suicaなどに対応、アウトドア系の機能が豊富
弱み:価格が高価

Amazfit T-REX3と同じくMIL規格に対応のタフネススマートウォッチです。Suica対応でゴルフなど特定のスポーツやアウトドアの機能が欲しい場合は選択肢に入ると思います。

Xiaomi Smart Band 9

引用:Xiaomi公式

強み:価格が安く、軽量なバンドタイプ
弱み:耐熱性は謳っていない。

比較の中では圧倒的に価格が安いスマートバンド。普段使いも問題ないですが、サウナの高温に耐えられるようには設計されていません。(使っている人もいますが)壊れてもいいやと割り切って使うならアリかと。

6. まとめ & おすすめする人

Amazfit T-REX 3は「高温でも使えるハイエンドスマートウォッチ」として、かなりコスパの良い製品です。

こんな人におすすめ

  • サウナ好きでスマートウォッチを諦めていた人
  • 耐久性とバッテリー持ちを重視する人
  • 登山やアウトドアでGPSを活用したい人

逆に向いていない人

  • スーツやフォーマルスタイルにも合うスマートウォッチが欲しい人
  • Suicaや決済機能が必須の人

以上、Amazfit T-REX 3はサウナ好きにとって十分選択肢に入るスマートウォッチでした。僕のようにアウトドアも好きな人はかなりアリです。

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